WBSSバンタム級トーナメント準々決勝の対戦カード「井上尚弥 VS フアン・カルロス・パヤノ」の試合予定日が近づいてきましたね!
井上尚弥選手と言えば日本人なら誰もが知っているスター選手ですが、対戦相手のフアン・カルロス・パヤノ選手についてはボクシング通の方でないとあまり聞いたことがないと思います。
このページでは、2018年10月7日の試合に向けて、井上尚弥選手の対戦相手「フアン・カルロス・パヤノ」選手について、はたして強いのか弱いのか、これまでの戦績など詳しく解説していきたいと思います!!
フアン・カルロス・パヤノ選手の強さを徹底解説!
それではさっそくフアン・カルロス・パヤノ選手のプロフィールから見ていきましょう。戦績やボクシングのスタイルについても要チェックです。
フアン・カルロス・パヤノ選手のプロフィール
🗣“The best fighting the best” Payano 🥊💥🥊
📆 Sunday 7th October @naoyainoue_410 vs Payano#InouePayano 🏆 #AliTrophy #WBSS2 pic.twitter.com/edOnT0GpnO— World Boxing Super Series (@WBSuperSeries) 2018年10月4日
フアン・カルロス・パヤノ選手はドミニカ共和国出身のプロボクサーでサウスポー。元WBA世界バンタム級スーパー王者で34才(2018年10月現在)のベテラン選手です。
プロになってからの戦績は21戦20勝(9KO)1敗と、2016年に王座を陥落するまでは無敗を誇っており、この階級では世界でも屈指のボクサーと言えます。
初めての敗戦を経験してからは3戦3勝と好調を維持しています。
フアン・カルロス・パヤノ選手の戦績
フアン・カルロス・パヤノ選手のプロデビューからの戦績は以下の通りです。
対戦日時 | 対戦相手 | 試合結果 |
---|---|---|
2010/8/21 | エネアディ・メサ選手(Aneudy Mesa) | 4R 判定勝利 |
2010/8/28 | ダニエル・べラス選手(Daniel Veras) | 3R TKO勝利 |
2010/9/18 | ルイス・イノホサ選手(Luis Hinojosa) | 4R 判定勝利 |
2010/10/9 | ノルベルト・ヒメネス選手(Norberto Jimenez) | 2R TKO勝利 |
2011/3/4 | クリストバル・ラモス選手(Cristobal Ramos) | 2R KO勝利 |
2011/4/23 | ルイス・アンヘル・パネト選手(Luis Angel Paneto) | 6R 判定勝利 |
2011/9/5 | ダニエル・レイノソ選手(Dinoel Reynoso) | 2R TKO勝利 |
2011/12/3 | レシャウン・ブライアー選手(Leshaun Blair) | 1R TKO勝利 |
2012/3/2 | ホセ・シルベリア選手(Jose Silveria) | 10R 判定勝利 |
2012/5/18 | ルイス・マルドナド選手(Luis Maldonado) | 10R 判定勝利 |
2012/7/21 | ジョン・アルベルト・モリナ選手(Jhon Alberto Molina) | 9R TKO勝利 |
2012/11/30 | ホセ・ルイス・アライサ選手(Jose Luis Araiza) | 10R 判定勝利 |
2013/5/10 | ジョン・アルベルト・モリナ選手(Jhon Alberto Molina) | 2R TKO勝利 |
2013/6/14 | ジュンディ・マラオン選手(Jundy Maraon) | 7R KO勝利 |
2014/2/22 | ヘルマン・メラス選手(German Meraz) | 8R 判定勝利 |
2014/9/26 | アンセルモ・モレノ選手(Anselmo Moreno) | 6R 負傷判定にて勝利 |
2015/8/2 | ルーシー・ウォーレン選手(Rau’shee Warren) | 12R 判定勝利 |
2016/6/18 | ルーシー・ウォーレン選手(Rau’shee Warren) | 12R 判定負け |
2017/1/13 | イサオ・ゴンサロ・カランサ選手(Isao Gonzalo Carranza) | 7R TKO勝利 |
2017/8/22 | アレックス・サンチャゴ選手(Alexis Santiago) | 10R 判定勝利 |
2018/3/23 | マイク・プラニア選手(Mike Plania) | 10R 判定勝利 |
21戦20勝(9KO)1敗の戦績が示す通り、非常に強い選手です。
フアン・カルロス・パヤノ選手のボクシングスタイル
ボクシングの構えとしてはサウスポースタイルです。
フアン・カルロス・パヤノ選手は「ベビーパッキャオ」というニックネームで呼ばれており、パッキャオ選手のように豊かなスピードを武器に戦います。
その反面、確かなテクニックも兼ね備えており、技巧派のウォーレン選手との試合でも上手な試合運びを見せていました。
また、KO負けがないことからも、そのタフネスも注目すべき点であると思われます。
フアン・カルロス・パヤノ選手の試合動画
フアン・カルロス・パヤノ選手の過去の試合から、いくつか試合動画を紹介します。
WBA世界バンタム級スーパータイトルマッチ フアン・カルロス・パヤノ選手VSアンセルモ・モレノ選手 試合動画
WBA世界バンタム級スーパータイトルマッチ フアン・カルロス・パヤノ選手VSルーシー・ウォーレン選手 試合動画
フアン・カルロス・パヤノ選手は強い?弱い?
それでは皆さんが一番気になるであろう、フアン・カルロス・パヤノ選手が強いのか弱いのかという点についても詳しく見ていきます。
過去には山中慎介さんや亀田興毅さんとの試合が浮上したことも
フアン・カルロス・パヤノ選手の強さを測る一つの物差しとしては、アンセルモ・モレノ選手が挙げられます。
このアンセルモ・モレノ選手は過去に山中慎介さんと2度のタイトルマッチを行っており、2戦目はTKOで山中慎介さんが勝利したものの、1戦目は2-1の判定勝利となっており、中にはモレノ選手が優勢だったとの声も聞かれます。
フアン・カルロス・パヤノ選手VSアンセルモ・モレノ選手の試合はバッティングによる負傷判定によるものの、6回3-0で判定勝利を収めています。
山中慎介さんもアンセルモ・モレノ選手に勝利した後にはフアン・カルロス・パヤノ選手との試合を熱望していた模様。試合は実現しませんでしたが、きわどい勝負になっていたのではと思われます。
そのアンセルモ・モレノ選手と言えば、亀田興毅さんとの統一戦の話もありましたが、
一昨年、WBAはモレノと興毅に統一戦を行う指令を出したが、その途端に興毅は王座を返上して逃げてしまった。これはモレノがいかに強い選手なのかの証明でもある。https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20150713/Cyzo_201507_post_18699.html
亀田興毅さんが王座を返上してしまったこともあり実現しませんでした。
試合動画からも、スピードを活かしたテクニカルな戦い方がうまく、非常に強い選手だという印象を受けました。
フアン・カルロス・パヤノ選手に対するネット上の声
パヤノは打たれ強い印象だ!
F.トリニダードのパンチを顔面にまともにもらってたノリエガと重なるイメージが浮かぶが、そうなると決め手は左ボディーか!
井上尚弥、挑戦者パヤノは下馬評不利も自信 「専門家が間違っていると証明するだけ」(THE ANSWER) https://t.co/d81wBqurP7— アルゲリョ (@repobnicaragua) 2018年10月3日
そういえばWBSSの尚弥の初戦がパヤノ選手で感激!あたしでさえ知ってる強い人でよかった!
— みあか (@kmiaka) 2018年7月23日
パヤノって強い人の顔してる。
— アミアコーン (@May070809) 2018年10月2日
パヤノVSウォーレン、結構面白いな。この二人、山中より強いんじゃないか?
— Jetthunder (@taka19750516) 2016年8月15日
パヤノは強いけど年齢が少し気になるな、、ドネアほどおいしくないし、、
強い上手やけどさ、、井上さんの6回tko勝ちやな、— so✌︎ (@so124129) 2018年7月21日
いやでも冷静に考えてパヤノ強いだろ
いや強いだろ?苦戦もありえると思うよね楽しみ。
— アミアコーン (@May070809) 2018年10月2日
年取ったから微妙だけど、正直パヤノの方が普通にネリより強い気がする笑
内山に完勝したコラレスがカスティジャノスにアップアップでマチャドに体重超過した挙げ句KOされたみたいなオチがネリにも待ってそう
まぁ日本人に勝つと強く見えるのは確かだけど— ダース・ヒジーキー (@captainhijiki) 2018年7月11日
井上尚弥VSフアン・カルロス・パヤノ戦の試合結果予想
フアン・カルロス・パヤノ選手は非常に強いという印象ですが、今回ばかりは相手が悪すぎると思います。
井上尚弥選手のパンチはガードの上からでも倒してしまう破壊力を持っているので、前半でKOもしくはTKOによる井上尚弥選手の勝利になると思います!
フアン・カルロス・パヤノ選手まとめ
ボクシング好きな人たちの中にはフアン・カルロス・パヤノ選手のファンも非常に多い印象を受けました。
メイウェザー選手あたりはアンチも多いのですが、パヤノ選手に関してはファンでなくとも好意的な印象を持っている人がほとんどのようです。
とりあえず、見ているファンにとっても楽しめるいい試合と期待したいですね!